3月9日(月) まちなか再生事業報告会・まちづくり講演会が開催されました

 午前10時、ぬまづ産業振興プラザの会議室で開催された「まちなか再生事業報告会」では小林先生、松島先生、藻谷先生、安部先生、西郷先生を中心に行政、ふるさと財団、地権者の代表が一堂に集まり今年度事業の総括と来年度への課題などが議論されました。

 午後からは、沼津市の中心市街地活性化のための「まちづくり講演会」が開催されました。
小林先生の講演は最初から最後まで背筋がピンと緊張するすごい内容でした。
エリアマネージメントの重要性を東京駅周辺の大手町・丸の内・有楽町の事例に始まり、今日本では地権者や地元の民間がそれぞれに行政にゆだねることなく自ら組織を立ち上げ、事業スキームに応じて株式会社、NPO、事業組合などを作り、活発にエリアの再開発を行っている事例をご紹介くださり、学術的な視点からも鋭い検証をして頂きました。
 シンポジウムにおいても日本政策投資銀行の大西先生、シープネットワークの西郷先生が日本の各地の事例と沼津はどうすべきかについてお話しいただき、活性化協議会のありようについてもあまりマスタプランを優先しすぎて確定させず、変化に対応できる事業を行うべきで全体像と現実を常に見直し、修正を加えながら進化させていくまちづくりこそが大切であるとの見解を示されました。
 更に、マネージメントできる人材育成とエリアごとに一定の権限を与え、自由な裁量で運営できる仕組みを作ることが必要であるとの方向性もお示し頂きました。
 会場では参加者がみな真剣に聞き入り、自分たちのまちをどのようにもって行くべきかを考える第一歩になったとの感想があり、沼津市の中心市街地活性化にとって大きな試金石の講演会となりました。