今回は「季氏第十六」を勉強しました。この偏は、十四章からなっています。

友について書かれた章では、年を重ねるごとに人間関係というのは仕事を通じ利害関係によって成り立ちやすくなるため、若い時に損得の関係ない親友を持つことが大事であると説いています。
 君子に物を言う時の心得を述べた章では、例えば上司に対する発言を例に挙げると、言うべきときのチャンスにきちんと発言することが大事であると説いています。上司から発言を求められた時、何も言えないということはその話を流すことになり、相手に失礼であると同時に自分にとっても損をします。そのため常に自分の意見を主張できるようあらゆる分野に対して視野を広く持ち勉強することが大事であると説いています。
 戒めを説いている章では、自分の哲学を持つことの大事を説いています。これは、様々な経験を積む中で過ちを犯しとき、そこから学び自分を律して生きることが大事であると説いています。そしてその過ちから学んで自分の哲学にするのも30歳までにある程度身につけておく必要があると説いています。
 人を敬うことを説いた章では、例えば高齢者が何かを学ぶ姿勢を例に挙げると、若い世代はこうした姿に素直に尊敬の念を持ち、一生懸命に生きてる人の良いところを自分の肥やしにしていくことが大事であると説いています。
 人に徳を修めることを勉めさせた章では、立身の大事を説いています。生きる上で出世や名を残すことや有名になることは意味がなく、その人個人が自分の生き方に満足し幸せであるかどうかが大事でまた尊い人になることが大事であると説いています。それにはまず自分の家族や身内といった周りの環境を幸せにし、それに喜びを感じれるようになることが大切で、そうなるためには実力をつけなければなりません。不動の自分の哲学を持ちそして与えられた職務を清々粛々とこなし自分の道を進むことが大事であると説いています。

 次回の論語勉強会は214日(月)18:30〜21:30、まちの情報館で行います。