論語勉強会では「衛霊公第十五」について勉強しました。

 今回は窮地における人の立ち振舞いや自己修養における徳の大事さ、人とのコミュニケーションの大事さなどについて説かれています。

 まず窮地における立ち振る舞いについての教えでは、一般人は窮地に立たされたとき私利私欲にって自己を乱し人を傷つけてしまいます。そうではなくたとえ窮地に立たされてもしっかり信念を持ち自己を乱さず知恵を使って逆境を乗り越えようと忍耐することが大事で、その後道が開け環境が変化すると説かれています。これを「窮変通」と言います。
 次に自己修養における徳についての章では、自分が覚悟して決断した1つの道を貫き通すことの大事を説き、その中で自己修養を継続することで徳が積まれ運が開けると説いています。徳というのは仁・義・礼・智・信のことをいい、物・金・地位・名誉などで得ることはできず、克己服礼による自己修養によって積まれていくと説かれています。
 そして人とのコミュニケーションの大事さを説いている章では、人と話をするとき相手が伝えようとしている背景を考え、自分に何を伝えようとしているのか理解することが大事で、また自分が相手に何かを伝えようとするとき、自分の考えや大事を相手に理解してもらえるように伝えることが大事であると説いています。

 次回の勉強会は1月31日(月)18:30〜21:30、まちの情報館で行います。
  範囲は「李氏第十六」です。