今回の論語勉強会では憲門第一四について勉強しました。この編は自己修養の重要性について多くかかれています。

 たとえば、 自分の職分を超えたところで空理空論を説くのではなく自分の立ち位置で物事を考え立ち振る舞い、しっかりと自分の実力を認識してから学問やスキルを身につけていくことが大事である説いています。また自分の行っていることを人に知られないことに対して憂い悲しむのではなくまず自分がどのような生き方をしたいかを考え、それに向かってしっかりと目標を持ち、常に自分を高めていくことが大事でると説いています。これは大変尊いことであり、それを喜びに変えることで周りの人にも自然と感化され、いい人間関係ができ幸せの輪を広めていくことができると説いています。
 組織における自己対処法ついての章では、その環境や人間関係が1本の理にかなっており自己を修養するのに適しているのならばそこで自己を成長させることは大変大切であるが、もし私利私欲などによって人間関係が形成されているならばその組織から退くのが賢明であると説いています。
 最後に自己の修養において最も大事なのが自分の哲学を持つことであると説いています。その理由は自己の幸せは客観視できないからで、人との比較による優劣はあくまで客観視であり自己の本当の幸せには結びつきません。現代のようにパワーバランスという物の考え方が正義であり平和に繋がるという優勝劣敗の価値尺度は、歴史的事実から見て必ず滅びます。人の犠牲の上に幸福は存在しないからで、論語では風潮などによって周りに流されないためにまず自分の哲学を持つことが大事であると説いています。

 次回の論語勉強会は1月24日()、18:30〜21:30、まちの情報館で行います。